ギターのプリアンプ

Fishman Aura Spectrum DI
Fishman Aura Spectrum DI

熊沢先生が Fishman のプリアンプ、Aura Spectrum DI を購入したそうなのですが、製品に付属していた CD が Windows 専用だったので困っているという連絡を受けました。そういうわけで、この日は仕事が終わった後に、ノートパソコンを持って、先生のお宅にお邪魔することになりました。

ヤマハの正規輸入品であるにもかかわらず、マカー用の CD-ROM が同梱されていないうえに、付属ソフトウェアのマニュアルは日本語訳されていませんでした。こんなヒドい正規輸入品もあったものかと思いつつ、マニュアルを読み進めていくと、「このソフトウェアを使うと、ピックアップで拾った音をフィッシュマンのスタジオでマイク録音したサウンドに変換することができます」と書いてあります。でもって、変換できるサウンドのリストにはバイオリンやブズーキなどが並んでいます。ギターの事を知らない僕が、「ギターシンセみたいなものかな」と思ったって、不思議はないと思いませんか?

実際のところは、(わかりやすく書くと)スタジオで録音した音をシミュレートするものだったようです。家庭で録音したものが、さもスタジオ録音であるかのように聞こえる、と。そういうわけなので、設定をバイオリンに変更したところで、結局アンプから出てくる音はギターの音そのもの。それも、妙に 14 KHz 付近の高音がギンギンと気色の悪い感じに響きまくった。うーん、不快(笑)。

そうそう、この日は数年ぶり(9 年?)に先生と一緒にお寿司を食べました。しかもおごっていただいてしまいまして、どうもありがとうございました。

「25年目の贈りもの」展ギャラリートーク

常設展のチケット。
常設展のチケット。いつも年間観覧券で入っていたので、はじめて購入したような気がします。

福島県立美術館は、昨年度で開館 25 周年を迎えたそうです。それを機に新たに収蔵された 162 点の作品が現在、常設展に展示されています。この日はそれらの案内を学芸員さんが務めてくださる、ギャラリートークの日でした。

お話の中心は、新たに収蔵された、コロー、ルノワール、そしてミレーの作品についてでした。なぜ印象派が起こったか、そしてなぜ印象派が終わったか、という、19 世紀から 20 世紀にかけてのフランスの芸術界の事情がまた少しわかりました。他の作品についても色々な解説をいただいたのですが、作品を見ずにここで何を書いても仕方がありませんので、気になる方は次回のギャラリートーク(2010-05-16 14:00)にお出かけになってはいかがでしょうか。

ギャラリートークのはじめに、今回の予算は自民党政権時代に交付が決まったものだというお話がありました。ひょっとして、政権交代後に現政権が回収しようとしていた補正予算だったのではないかと思い、ギャラリートークの終了後に学芸員さんに伺ってみたところ、「そうです」とのこと。「(不安はありましたか?)ええ。しかし、すでに地方に回してある予算は回収しないと決まりましたので、購入できました」「(予算の額は?)3 億円です。県立博物館にも 3 億円が交付されました。」

美術館にたまたま居合わせた見ず知らずのお客さんから聞いた話では、福島県立美術館の予算は燃料代(確かディーゼルの自家発電ですよね?)で毎年ほぼ使い果たしてしまうのだとか。お金がないと言えば、お隣の福島県立図書館は来館者に配布しているプリントに「福島県立図書館は本当にお金がないんです。」と赤裸々に告白していたと思うのですが、学芸員さんによれば県立図書館にも 1 億円の予算が付いて、あちらは手狭になった書庫に電動書架の構築を行うのだそうです。本当によかった。

若松へ

打ち合わせの最中、さっそく降りはじめました。
打ち合わせの最中、さっそく降りはじめました。

僕は今、楽器や吹奏楽の指導はお引き受けしないようにしているのですが、お断りするわけにはいかない方に依頼を受けまして、久々に指導をすることになりました。会場は会津若松市にあります。明朝 9 時からの指導なのですが、あいにく雪の予報となっていますので(この時期に雪が積もるのは数十年ぶりだそうですね)、今夜のうちに若松に入りました。

ミートショップほずみ(ほずみ精肉店)

店頭のメニュー。
店頭のメニュー。お店の皆さんも素敵な方々なんです。

久々に行ってみたら、お弁当のメニューがますます充実していました。この日は特売の豚生姜焼き弁当をいただいて帰ってきました。安くておいしいです、僕のいちおしのお店なんです。

おデート

マスキン
マスキン。福島できちんとした傘を買うならここでしょうか。

この日は両親を花見山公園に誘っていたのですが、あいにくの低温のため、今年のご招待は見送ることにしました。このところひどい天気が続いていて、あちこちで「温暖化なんてデマだ」と主張されている方々が勢いづいていますが、それはそれで短絡的すぎるんじゃ…。

そういうわけで、僕も彼女も予定が突然あいてしまったので、久々にデートに行きました。100 円バスに乗って駅まで行って、「珈琲の街」でランチをいただいて、マスキンで彼女の雨具を買い、アックスへ。生まれて初めて入りましたが、いったいアックスとは何者で、どういう経緯でこのビルは復活したのでしょうか。よくわからないまま、なんとなく復興中(?)の同ビル内をふらふらとしたあと、無印で寝具を買い(ここで売っているエジプト綿のシーツがとっても好きなんですが、無印以外でも買おうと思えば買えるのでしょうか)、そうすけでお惣菜を買って帰宅。

日頃運動不足なので、こたえました。

勉強のしかたを教えてほしいって?

近所で撮影しました。
近所で撮影しました。ツグミでしょうか。2010-04-10 撮影。

家庭教師を雇うときに、「勉強のしかたがわからないので、教えてほしい」とおっしゃるご家庭がたくさんあります。「勉強のしかた」が意味するところはそのご家庭によりさまざまなのですが、実際に指導が始まってみると、本当に「勉強のしかた」がわかっていない子どもに出くわすことがあります。

良い机と筆記用具、夏用にエアコンや、花粉よけの空気清浄機などを買い与え、適切な教材を揃え、塾に通わせ、ご両親が勉強を監督して、それでも成績が上がらないので、やむを得ず家庭教師を頼んでようやく発覚するのが、「ノートに何を書いたら良いかわからない」とか、「予習・復習って何?」とか、そう言ったごくごく常識的な勉強手法に対する子どもの無知だったりします。ご両親いわく「お前そんなこと常識だろ!」。

この「常識」と言うものが曲者で、僕もこの仕事についてはじめてこの種の困難を知ることになりました。多くのご家庭のご両親は、ご自身が子ども時代に「勉強しろ!」と怒鳴られ続けた経験を鑑みて、なるべく勉強について口出しを控えるように配慮していて、その代わりに、子どもたちによい環境を整えてあげようとします。そして、環境さえ整えば、ひとりでに勉強が進むだろうと考えています。お気持ちはよくわかりますが、その結果、勉強に関する常識のたりない子どもが育ってしまうことがあります。

この日の毎日新聞に、「『健全育成』のために」という斎藤環さんの文章が掲載されていました。その中に「くりかえし子どもたちに伝える大人がいなければ、『常識』にはなり得ないのだ」という一節がありました。まったくそのとおりと思います。特に子どもが幼いうちには、積極的に子どもの勉強にかかわって、基本的な常識が身につくように心がけていただけるとよいのではないかと思います。ご両親にその自信がないようでしたら、幼いうちから家庭教師をお呼びになるのも一つの手でしょう。

上の文章とちょっとベクトルの違う話になりますが、同じくこの日の毎日新聞には、「ヨコミネ式」の横峯理事長の言葉が掲載されていました。いわく、子どもというものは「競争したい、まねしたい、ちょっとだけ難しいことをしたい、認められたい」と思っているものなのだそうです。僕も全くその通りだと思います。「環境を整えてあげたい」というのは優しい大人心ではありますが、子どもの欲求はそれでは満たされず、むしろ「お友達の A ちゃんより自分の方がいい環境を持っている」なんていう「競争」や、「B ちゃんと同じロフトベッド付きの机が欲しい!」「C ちゃんと同じ電子辞書がないと勉強できない!」といった「まね」の方に力を注ぎ始める事があります。難しいですね。