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美術館
大岩オスカール:夢みる世界
- 2008-09-04 (木)
- 鑑賞
福島県立美術館で開催されている企画展、『大岩オスカール:夢見る世界』に行ってきました。大岩オスカールさんは 1965 年生まれのブラジル移民 2 世で、1991 年からは日本に、2001 年からはニューヨークに暮らしている、現役の美術家です。
展示室に入ると、十数メートルはあろう巨大なクジラの骨と、潜水艦の作品からはじまりました。やっぱり現代の美術家というのは、いい意味で型にはまっていなくて、ドキドキします。タイトルはどちらも『クジラ』。ただものではないな、と思わさせられます。
全体的に小さな作品はほとんどなく、タテ・ヨコ 2 メートルを超えるような大きな作品がほとんど。これを北千住の、ご本人いわく「6 畳ない」部屋でよくぞ描いたものだとまずは感心してしまいます。これだけ大きなキャンバスの中に、携帯電話ぐらいのサイズの遊び心あふれるモノがたくさんちりばめられていたりして、私のような素人には宝探しをするような感覚で絵を楽しむこともできました。
絵の表現方法として、人工の構造物の崩壊という題材が目立ちました。本質的な題材は例えば温暖化だったり、現代社会に対する批判とか揶揄とかいったものなのだと思いますが、そういった人類の築きあげたものを鉄骨などの構造物にたとえて描き、それが派手に破壊されるのではなく、自重に耐えきれなくなって無残に崩壊するとか、ゆがんでゆくとか。そういう表現が目立ちました。
僕にとって何よりも印象的だったのは、ちょっと失礼かもしれないけれども、実は休憩室で上映されていたご本人のインタビュー。現代の美術家を「水をたっぷり入れて薄めたスープ」のような作品を作ってしまいがち、と評価していました。ちょっと辛辣。
「自分の仕事は、地味なことをコツコツやりつづけることだけ」というような事をおっしゃっていたことには感銘を受けました。僕の音楽が今後どうなっていくかわかりませんが、僕も自分にできることを今後もコツコツと積み上げていこう、と決心を新たにしました。
展示は 9 月 28 日(日曜日)まで開催されています。
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謎の通路
- 2008-07-20 (日)
- 日記
編曲の仕事が行き詰ってしまい、どうにもこうにもならなくなってしまったので、お散歩にでかけました。県立図書館・美術館周回の、いつものお散歩コースなのですが、いつも気になっていたのが右の写真の謎の通路。不気味すぎます。
実はこれ、県立美術館・図書館の表と裏をつなぐ地下通路の入り口でした。この日、この写真とは逆側の表側から、階段を下りていく人たちを見かけて、不思議に思ってついていったら地下通路にたどり着き、わたっていったらこの写真の場所に出てきました。
3 年間もこの界隈に住んでいたのに、ぜんぜん知らなかった。もう少し「○○連絡地下通路」とか何とか書いてくれたっていいじゃないですか。いつも大回りして、図書館を迂回していたのに。てっきり職員専用の搬入口か何かかと思っていましたよ。
そして表側の写真です。この写真には、最初の写真と逆側の、地下通路の出入口が映っているのですが…そんなものがあるように見えますか?僕にはさっぱりわかりませんでしたよ(笑)。
どんなに気を付けていても、先人の案内なしにはなかなか気付かないことというのは、本当にたくさんありますよね。
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