ほっと一息

先日登った吾妻小富士の山頂にて
先日登った吾妻小富士の山頂にて

中間試験の結果・第一号が帰ってきました。中学二年生のこの子は一学期の期末試験が 340 点台でしたが、今回は 400 点台ということで、本人・僕・ご両親の三者でとりあえず一安心。しかし目標の高校までは、平均点にもよりますがあと 20 点程度は必要と思われます。もう一息ですね。

家庭教師が勉強をみると、たいていの子は成績が上がります。成績が上がらないようなら教師を交代した方がいいと思いますが、成績はすぐに上がるわけではありません。目に見えて成績が上がるのに必要な期間は、平均 6 ヵ月前後でしょうか。元の成績が悪い子ほど、成績の上昇開始に時間がかかります。学年最下位なら 2~3 年は必要でしょう。今日の子は担当して 5 ヵ月目ですから、なかなか良いという具合です。

なぜ家庭教師をつけると成績が上がるのでしょうか。家庭教師は通常、複数の教科を指導します。単教科を指導する学校や塾の先生と違って、各教科の専門性は乏しくなります。家庭教師がプロの塾講師と教科別に知識を競っても、たいてい勝ち目はありません。

それでも成績を上げるために家庭教師が持っている能力は、何よりもマネジメント能力です。私が思うに、家庭教師の持つマネジメント能力は大きく 4 分野に分けられます。スキルコーチング、メンタルトレーニング、コンサルティング、そしてカウンセリングです。学校や塾の先生のように教科の華麗なテクニック指導はできませんが、この地味な 4 つのマネジメントで、コツコツと成績を積み上げることを目標にします。

機会があったら、私自身の家庭教師観についてまとめてみたいなと思います。なんだか尻切れトンボなおわりかたですね、またそのうち!


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