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Hardware

GF9800GT-E512HD/GE(玄人志向)

GF9800GT-E512HD/GE のボード写真。蛍光灯の明かりなので見づらい。
NVIDIA GeForce 9800 GT GE を搭載した、玄人志向 GF9800GT-E512HD/GE。DRAM は 512MB、Samsung。

前回ビデオカードを交換したのは、2007 年 8 月 23 日のことでした。その時は ELSA GLADIAC 743 GT が故障してしまったために交換したのですが、今回は故障してしまったわけではありません。しかし、HDMI 端子をもったビデオカードが欲しくなりましたし、予期せぬ故障に見舞われるとまた大惨事になりますので、仕事に隙のできた今のうちに交換しておくことにしました。

二枚のビデオカードを並べて撮影。
突然故障した、NVIDIA GeForce 6600 GT 搭載の Elsa Gladiac 743 GT(右)。ファンレスだが無茶苦茶熱い、NVIDIA GeForce 7600 GS 搭載の ASUS EN7600GS Silent(左)。

今回購入したのは、玄人志向の GF9800GT-E512HD/GE という製品です。NVIDIA の GeForce 9800 GT の GE 版(超省電力版)を搭載し、補助電源無しでもそこそこのパフォーマンスで動く、安価なすぐれもの。もはや血眼になってゲームをする機会もないだろうから(このカードでも現在のゲームは十分遊べるだろうとは思いますが)、今の僕にはこれが最適です。

さて、この手の作業が順調にいかないのはもはや当然、やはり今回もトラブルに見舞われました。交換したとたん、Adobe 製品群を使用していると、ブルースクリーンを表示することさえなく、突然のリセット。この件でようやく知ったのですが、Windows XP って、ブルースクリーンを表示する設定にしておかないと、何も言わずリセットするようになっているのですね。10 年近く使用してきて、全然知りませんでした 😉 。とにかく次々と襲いかかってくる、nv4_disp.dll を原因とするブルースクリーンで何度となく PC はフリーズし、そのたびに再起動(僕の Windows XP はこれに 10 分近くかかります)を繰り返し、気が付けば時間は朝の 10 時、慌てて寝て 12 時に作業再開。

そんな調子の二日間でしたが、結果、問題は解決しました。今回まずかったポイントは、NVIDIA の提供している最新のドライバをインストールしてしまったこと。これがどうやらバグだらけだったようで、半年以上前の古いドライバ(186.18)を導入したら、あっさり安定しました。こういうときはゲーマー達の知識に助けられますね。彼らいわく、186.18 よりも後のドライバは問題だらけなんだそうな。

おごれるものも久しからず。最速の誉れ高く、多くの信者に守られおごり高ぶっていた 3dfx を叩きのめし、圧倒的な性能で競合他社をことごとく倒産に追い込んだ NVIDIA。そんな同社も ATi に追い上げられ、CPU メーカーにビデオ機能を統合され、ドライバの評判も悪いようでは、いよいよ同社も斜陽が迫っているのでしょうか。

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日記

Windows ユーザーが、起動しない Power Mac G4 をなだめると

本当は木曜日に行くはずだったアンドリュー・ワイエス展ですが、その日に仕事が入ってしまったので、急きょこの日に行ってきました。その展覧会をみている最中、大学時代の恩師からメールが届きました。どうやら自宅の書斎に置いてある Power Mac G4 が起動しなくなってしまったとの事。僕は Mac を使っていませんが、とりあえず行ってみることにしました。

作業環境。オットマンの上に乗っている CD は、僕のリクエストで紹介していただいたミシェル・カミーロのアルバム。初めて聴きました!
作業環境。オットマンの上に乗っている CD は、僕のリクエストで紹介していただいたミシェル・カミーロのアルバム。初めて聴きました!

自宅にお伺いすると、作業がしやすいように Mac は居間に移されていました。傍らの Mac Book で情報を収集しつつ、さっそく作業開始。電源を入れてお決まりの「じょーん♪」が流れたあと、画面のスイッチが入ると白画面に灰色の林檎が表示され、次に水色(薄い青)の画面が表示されました。画面のスイッチが入って以降はずっと、画面中央下で Flash の読み込みマークのようなものがくるくると回り続けていました。

ところがその後、青い画面から先には一向に進みません。先生曰く「最後に操作したのは Canon BJ F900 のドライバのインストール」だそうで、どうやらインストーラーが何かしらの悪さをして起動不能になってしまっているようです。後でわかったことですが、Mac がこの青い画面を表示したまま動作しなくなるという症状は割と頻繁に見られるケースらしく、Windows が致命的なエラーで動作を停止したときに表示する青い画面と同様、ブルー・スクリーンと呼ばれているそうです。

とりあえず、BIOS 画面が Mac にもあるだろうと思っていろいろ探したのですが、Power Mac G4 には BIOS 画面はどうやら無いらしいことがわかりました。じゃあ適当に OS X のインストール CD を突っ込めば、リカバリが始まるだろうと思ったのですが、OS が起動できないのでキーボード上のイジェクトキーが反応しません。PC なら必ず付いている、ディスクトレーの緊急イジェクト用の穴も見当たりません。どうすればいいのかと思ったら、なんとマウスボタンを押したまま起動すればよいのでした。マウスは USB 端子でキーボード、ディスプレイと、二重にハブを経由してから G4 に接続されています。こんな超末端のアクセサリ・デバイスに重要な役割を持たせるなんて、そんなバカな!さすが GUI の歴史が長い Mac では、PC と比べるとシステムにおけるマウスの重みが違う、ということでしょうか。

先生宅の居間に置いてあった、ゼロハリ P シリーズのコレクションの一部。思いがけずフランス国旗のトリコローレ。アイスブルーがかっこよすぎます。
先生宅の居間に置いてあった、ゼロハリ P シリーズのコレクションの一部。思いがけずフランス国旗のトリコローレ。アイスブルーがかっこよすぎます。

めでたく CD はトレーに入りましたが、今度は CD を読みに行く気配が感じられません。「ちゅみーむ、ちゅみーむ」と聞こえてくるのは一瞬で、それ以降は快調に「カタカタカタ…」と続きます。OS X のインストール CD が入っていることは理解できているようですが、自分がリカバリを必要としているシチュエーションであることを自覚できないでいるようです。再び Mac Book で検索すると、今度はキーボードの C キーを押しっぱなしにして再起動すれば、CD から起動するという情報を得ました。PC なら「Press F8 to enter the boot menu …」とか聞いてくれるところです。はたして Mac の仕様はわかりやすいんだか、わかりにくいんだか…。

一生のうちにどれほど使う機会があるのかさっぱりわからないような「スワヒリ語環境の構成中」などを数十言語分じれったく眺めたりしつつ、1 時間ほどで OS X 10.4 のインストールが終了しました。さっそく書斎に G4 を戻して、ドライバを再びインストール…したのですが、FireWire 経由でつながっていた Canon BJ F900 がどうやってもうまく認識されません。以前から FireWire が突然死するケースを聞いていたので、先生の G4 にもそのトラブルがあらわれたのかもしれません。USB 経由なら動くようですので、次の Mac を購入するまではこのままで大丈夫なはずです 😉 。