名古屋旅行 ⑨ 福島へ

名古屋駅のキオスクにて。これがうわさのゆかり。
名古屋駅のキオスクにて。これがうわさのゆかり。

名古屋港水族館を出た後は、再びタワーズ駐車場に車を停めて駅のキオスクへ。昼間に yumiz さんご夫妻から名古屋みやげについてのアドバイスを受けていたので、それに従って「ゆかり」を 7 箱買って 20:00 に買い物終了、ホテルでお風呂を借りて 23:20 に名古屋を出発し、名古屋自動車道を走って小牧 JCT を通過したのが 23:50。これが 24:00 を過ぎてしまうと、帰りの高速料金が 1,000 円から 14,000 円に跳ね上がってしまいます。ぎりぎりでした 😉 。

未明の恵那峡 SA。
未明の恵那峡 SA。

中央自動車道を岐阜県まで走って、恵那峡 SA という大きなサービスエリアで車中泊をすることになりました。できれば Vitz で車中泊は避けたかったのですが、僕らが通る高速道路のルートにはあいにくホテルの付いた SA がひとつもなかったため、やむをえませんでした。

「イーグル」での朝食。僕みたいな大食漢がたくさん現れたら、儲かりませんね!
「イーグル」での朝食。僕みたいな大食漢がたくさん現れたら、儲かりませんね!

翌朝は恵那峡 SA のレストラン「イーグル」で朝のバイキング。期待以上のサービスに驚きました。身支度を整えて、8:30 ごろ恵那峡 SA を出発し、福島を目指して走り始めました。

姨捨 SA より。彼方に見えるのが長野市街。
姨捨 SA より。彼方に見えるのが長野市街。

せっかく日中の眺めの良い時間に走るのだから、道中の SA をすべて制覇して福島に戻ることにしました。恵那峡の次の駒ケ岳 SA は、森林浴コースが整備されています。梓川 SA には北アルプスの山々を一望できるベンチが整備されていました。姨捨 SA からは善光寺平と呼ばれる、長野市を含む長野県最大の平野を見渡すことができます。SA はどこもなかなかよくできているんですね。

新井 PA のハイウェイオアシス。道の駅あらいと新井 PA がつながっているような格好。ホテルまであります。
新井 PA のハイウェイオアシス。道の駅あらいと新井 PA がつながっているような格好。ホテルまであります。

極めつけは、小布施 PA と新井 PA に整備されていた、ハイウェイオアシスという施設。高速道路から車をおろすことなく、一般道に建設された公園やモールを利用できるというものでした。まさに休日特別割引制度のために作られたようなこの施設、前者は小布施の町中へのシャトルバスが運行されているので、地元のホテルや旅館を利用することができるでしょう。後者はハイウェイオアシス内にホテルが建設されています。ここを使うことができれば、もう車中泊の心配はいらないじゃありませんか!新たな施設を発見して、来年の名古屋再来にますますはずみのついたわれわれでした。

名古屋旅行 ② 名古屋へ

磐梯山 SA を出てしばらく走ったところで、福島県を脱出する直前に、ODO メーターが 20,000 km に達しました。いつも僕のために走ってくれてありがとう。
磐梯山 SA を出てしばらく走ったところで、福島県を脱出する直前に、ODO メーターが 20,000 km に達しました。いつも僕のために走ってくれてありがとう。

というわけで、前述の移動計画に従って、さっそくこの日の 14:00 に自宅を出発しました。諸々の用事を済ませて、福島飯坂 IC に乗り込んだのは 15:00 頃。ちょっとのんびりしすぎましたが、名古屋までの行程はおよそ 8 時間半ですから、24:00 をわずかに回った時間に名古屋 IC を降りるには、まだ十分な時間があります。

今回のルートで経由するジャンクション(JCT)は、以下の 7 箇所です。

  1. 郡山 JCT → 磐越自動車道(福島県)
  2. 新潟中央 JCT → 関越自動車道(新潟県)
  3. 長岡 JCT → 北陸自動車道(新潟県)
  4. 上越 JCT → 上信越自動車道(長野県)
  5. 更埴 JCT → 長野自動車道(長野県)
  6. 岡谷 JCT → 中央自動車道(長野県)
  7. 小牧 JCT → 東名自動車道(愛知県)
磐越自動車道、黒森山トンネルにて。新潟県に越境する瞬間。
磐越自動車道、黒森山トンネルにて。新潟県に越境する瞬間。

JCT を通過するときに一番心配なことは、自分が位置を把握できる都市名が、看板に書いてあるかどうかということです。ある程度の下調べはしてきましたし、小学生時代に戦国マニア少年だったこともあり、旧織田・徳川・上杉・武田領の地理はそれなりに分かっているつもりではありますが、念のため彼女の携帯電話にナビをお願いすることにしました。

北陸自動車道、米山 SA にて。本当は夕日が見える時間にここまで来たかったのですが、夕暮れになってしまいました。遠くに見えているのは、おそらく柏崎刈羽原子力発電所。
北陸自動車道、米山 SA にて。本当は夕日が見える時間にここまで来たかったのですが、夕暮れになってしまいました。遠くに見えているのは、おそらく柏崎刈羽原子力発電所。

あいにくのお天気になってしまったことと、移動の半分以上が夜になってしまったことで、ほとんど景色を堪能することはできませんでした。それでも、生まれて初めて長野・岐阜・愛知の土を踏むことができましたし、姨捨サービスエリアでは一瞬だけ長野市街の夜景を眺めることができました。それだけでも今回は上出来でしょう 😉 。

全体的にのんびりゆるゆると走って、名古屋 IC を降りたのは午前 1:20 頃でした。適当にその辺のホテルに入って、ようやく就寝できたのは 3 時過ぎのことでした。

本日の MVP。福島~名古屋間 650 km を無給油で走りきって、なおガソリンタンクに 10 リットルものガソリンを残す、驚異の小食ぶり。お疲れ様でした。
本日の MVP。福島~名古屋間 650 km を無給油で走りきって、なおガソリンタンクに 10 リットルものガソリンを残す、驚異の小食ぶり。お疲れ様でした。