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事故が多い軽自動車

事故を起こしている軽自動車
事故を起こしている軽自動車

最近どうも交通事故が多いなと思っていたのですが、福島県警察の web サイトを覗いてみたら、「3 月は死亡事故が多い」と書かれていました。3 月に事故が増える原因は、

  • 異動のシーズンで人の動きが活発
  • 初心運転者が増える時期
  • 急に暖かくなる日があり、ぼーっとしやすい

と分析されています。なるほど、どれも確かに言われてみればそれらしい内容ですね。

加えて、どうも軽自動車というのはいつも運転が無茶で危ないな、と感じていたのですが、これも裏付けがとれました。2009 年 1 月~3 月 9 日におこった死亡事故 12 件のうち、軽自動車のドライバーが事故を引き起こしたものが 8 件あります(軽自動車が事故に巻き込まれて、ドライバーが亡くなったという事故は 1 件もない)。全体の 66.7%は軽自動車が引き起こしていることになります。

社団法人全国自動車協会連合会の資料によれば、福島県における軽自動車のシェアは 2008 年 3 月末の時点で 36.8%。つまり、全体の 3 分の 1 程度しか走っていない軽自動車のドライバーが、死亡事故の 6 割以上を引き起こしているわけです。県内を走る軽自動車のドライバーは、普通自動車のドライバーに比べて 3 倍以上も死亡事故を起こしやすい計算になります。

写真はこの前日、街で見かけた事故を起こしている軽自動車。交差点に無茶をして突っ込んで、事故にあっている軽自動車を、この冬何台見かけて、おかげでどのくらい渋滞に巻き込まれたかわかりません。軽自動車のハンドルを握ってらっしゃる方は、くれぐれもお気を付けください。やっぱり小回りが利くので、ついつい無理をしてしまうのでしょうか。

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喉元過ぎても熱さ忘れずに

福島県立美術館の入口前の広場から庭を撮影
福島県立美術館の入口前の広場から庭を撮影

福島市中心部には、「市内循環ももりんバス」という 100 円で乗れるバスが環状に走っています。僕は「県立美術館入口」という停留所のすぐ近くに住んでいるので、頻繁に利用しています。今日も福島駅のすぐ近くに行く用事があったので、バス停で市内循環 1 コースのバスを待ちました。

県立美術館入り口から市内循環 1 コースのバスに乗ると、福島駅までの停留所は残り 2 つだけです。このコースの停留所は全部で 15 個なので、環状コース終盤の停留所にあたります。やはりバスですから、当然遅れてやってくる…かと思いきや、案外時間どおりにやってくることが多いので驚きます。

とはいっても、10~20 分程度延着することもあります。急いでいるときには本当に困ってしまいますし、今日もおかげで約束の時間に遅刻してしまいました。そんな延着したバスの運転手さんは、きまって特定の「のろい運転手」さんであることがわかってきました。

ところがその方々の運転を見ていますと、制限速度を破りませんし、減速も早めに済ませています。バスのタコメーターには騒音や排気ガスに配慮しているのであろうグリーンゾーンが設定されていますが、なるべくその回転数内で走るように努めていらっしゃることもわかります。

つまり実に模範的な運転をなさっていらっしゃる、公共交通のかがみのような方々だったのです。これなら立ち乗りを強いられる時も、安心して立っていられます。本当の問題はむしろ、相対的に飛ばし気味な運転手さんか、飛ばすことを強いてしまう時刻設定か、そのあたりなのでしょう。

JR 福知山線の事故は、過密なダイヤを組む JR 西日本の企業体質が間接的な原因として指摘されました。しかし急かして事故にあって死んでしまうくらいなら、ちょっとぐらい延着したっていいじゃないですか。発着時刻がのんびりしていたって、それでいいじゃないですか。

喉元過ぎれば熱さを忘れる、ということわざがあります。僕みたいな路線のエンドユーザーが、いつまでも事故の教訓を忘れずに、率先してゆとりある運転をたのみ続けなければならないのだなあ、なんてことを考えた日でした。