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Windows ユーザーが、起動しない Power Mac G4 をなだめると

本当は木曜日に行くはずだったアンドリュー・ワイエス展ですが、その日に仕事が入ってしまったので、急きょこの日に行ってきました。その展覧会をみている最中、大学時代の恩師からメールが届きました。どうやら自宅の書斎に置いてある Power Mac G4 が起動しなくなってしまったとの事。僕は Mac を使っていませんが、とりあえず行ってみることにしました。

作業環境。オットマンの上に乗っている CD は、僕のリクエストで紹介していただいたミシェル・カミーロのアルバム。初めて聴きました!
作業環境。オットマンの上に乗っている CD は、僕のリクエストで紹介していただいたミシェル・カミーロのアルバム。初めて聴きました!

自宅にお伺いすると、作業がしやすいように Mac は居間に移されていました。傍らの Mac Book で情報を収集しつつ、さっそく作業開始。電源を入れてお決まりの「じょーん♪」が流れたあと、画面のスイッチが入ると白画面に灰色の林檎が表示され、次に水色(薄い青)の画面が表示されました。画面のスイッチが入って以降はずっと、画面中央下で Flash の読み込みマークのようなものがくるくると回り続けていました。

ところがその後、青い画面から先には一向に進みません。先生曰く「最後に操作したのは Canon BJ F900 のドライバのインストール」だそうで、どうやらインストーラーが何かしらの悪さをして起動不能になってしまっているようです。後でわかったことですが、Mac がこの青い画面を表示したまま動作しなくなるという症状は割と頻繁に見られるケースらしく、Windows が致命的なエラーで動作を停止したときに表示する青い画面と同様、ブルー・スクリーンと呼ばれているそうです。

とりあえず、BIOS 画面が Mac にもあるだろうと思っていろいろ探したのですが、Power Mac G4 には BIOS 画面はどうやら無いらしいことがわかりました。じゃあ適当に OS X のインストール CD を突っ込めば、リカバリが始まるだろうと思ったのですが、OS が起動できないのでキーボード上のイジェクトキーが反応しません。PC なら必ず付いている、ディスクトレーの緊急イジェクト用の穴も見当たりません。どうすればいいのかと思ったら、なんとマウスボタンを押したまま起動すればよいのでした。マウスは USB 端子でキーボード、ディスプレイと、二重にハブを経由してから G4 に接続されています。こんな超末端のアクセサリ・デバイスに重要な役割を持たせるなんて、そんなバカな!さすが GUI の歴史が長い Mac では、PC と比べるとシステムにおけるマウスの重みが違う、ということでしょうか。

先生宅の居間に置いてあった、ゼロハリ P シリーズのコレクションの一部。思いがけずフランス国旗のトリコローレ。アイスブルーがかっこよすぎます。
先生宅の居間に置いてあった、ゼロハリ P シリーズのコレクションの一部。思いがけずフランス国旗のトリコローレ。アイスブルーがかっこよすぎます。

めでたく CD はトレーに入りましたが、今度は CD を読みに行く気配が感じられません。「ちゅみーむ、ちゅみーむ」と聞こえてくるのは一瞬で、それ以降は快調に「カタカタカタ…」と続きます。OS X のインストール CD が入っていることは理解できているようですが、自分がリカバリを必要としているシチュエーションであることを自覚できないでいるようです。再び Mac Book で検索すると、今度はキーボードの C キーを押しっぱなしにして再起動すれば、CD から起動するという情報を得ました。PC なら「Press F8 to enter the boot menu …」とか聞いてくれるところです。はたして Mac の仕様はわかりやすいんだか、わかりにくいんだか…。

一生のうちにどれほど使う機会があるのかさっぱりわからないような「スワヒリ語環境の構成中」などを数十言語分じれったく眺めたりしつつ、1 時間ほどで OS X 10.4 のインストールが終了しました。さっそく書斎に G4 を戻して、ドライバを再びインストール…したのですが、FireWire 経由でつながっていた Canon BJ F900 がどうやってもうまく認識されません。以前から FireWire が突然死するケースを聞いていたので、先生の G4 にもそのトラブルがあらわれたのかもしれません。USB 経由なら動くようですので、次の Mac を購入するまではこのままで大丈夫なはずです 😉 。

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つづく

ニューミラにて。2008-10-07 撮影
ニューミラにて。2007-10-07 撮影

一年のうち 350 日ぐらいは、彼女と二人か一人きりで食事をしています。特にグルメ雑誌を読んだりすることもないので、通うレストランもだんだんと固定されていきます。そんな僕が彼女の高校時代の友達に、つくば市内にあるインドカレー屋さんの「ニューミラ」を紹介してもらったのが、ちょうど一年前の 10 月 7 日のことでした。

つづいて僕の高校時代の同級生に「ラージャ」というお店を紹介してもらったのが今年のお盆の話です。彼の職場のすぐ近くにあるこのお店もまた、インドカレー屋さんでした。

MANA’s RASOI にて。
MANA’s RASOI にて。

今日は大学時代の恩師が、僕と彼女、それから僕の同級生に夕食をおごって下さいました。行ったお店は「MANA’s RASOI(マナズラゾイ)」というところなのですが、これまたインドカレー屋さんでした。ニューミラから数えて 3 回、他の方の紹介でレストランに入ったわけですが、そのすべてがインドカレー屋さんということになりました。不思議と続くときはあるものです。

MC275 の光。もっとローアングルから撮影した方が綺麗なのですが、その写真は残念ながらピンボケしていました
McIntosh MC275 の真空管の光。もっとローアングルから撮影した方が綺麗なのですが、その写真は残念ながらピンボケしていました

どうしておごっていただいたのかというと、この日は先生が新しく入手された McIntosh(マッキントッシュ) の真空管パワーアンプ「MC275」と、同じく McIntosh のプリアンプ「C22」の導入のお手伝いをしたからでした。どちらもその種類のものでは最高峰といわれる、マニア垂涎のアンプだそうです。

McIntosh C22 の正面パネルの輝き
McIntosh C22 の正面パネルの輝き

最初「マッキントッシュを買ったんだ」と言われたとき、僕はてっきりパソコンを購入したのだとばかり思っていました。先生は大学院時代に筋金入りの「マカー」に教育されて以来、一貫した Mac ユーザーだそうで、今では「Macintoshと僕」と題した Mac に対する敗北と愛をつづったエッセーを、大学の情報処理センターの広報誌に寄せてしまうぐらいの立派な「マカー」なのです。「違うよ、マッキンだよ、オーディオの。」と言われるまでパソコンを買ったと思われても不思議はありません。そもそもオーディオにもマッキントッシュがあるなんて、僕は知りませんでした。

先生の自宅のオーディオラック
先生の自宅のオーディオラック

この手の品物は、品質に比例して重量もどんどん増加していく傾向にあります。僕は、要は人足を買って出たわけで、おごっていただいたのはそのお礼としてだったのです。しかし、本当に重たいものを運ぶのは一瞬だけです。あとの大部分の時間はぼーっと突っ立っていて、オーディオラック裏側で配線と格闘中の先生からたまに「おーい、1.5m のケーブルとってくれ~」なんていわれるのをただまっていただけだったりします。

このオーディオラック、いったい総額いくらになるのでしょうか。先生は「もうこれ以上のものは求めません」とおっしゃっていました。たしかにラックにマウントされているアンプ類はそうかもしれませんが、そうなると今度はスピーカーでしょうか。僕にカレー屋さんが続くことよりは、よっぽどあり得そうな話に思われます 😎 。組みあがったオーディオから出てくる音は確かにすばらしいものだと思いました。McIntosh 導入ほんとうにおめでとうございます。これからまた新たな「McIntoshと僕」がつづられてゆくのでしょう。