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CPU ファンを交換しました

深夜に作曲していると、突然 PC の電源が落ちてしまいました。原因をあれこれ探してみたところ、CPU の温度が 85 ℃ まで上がっていることが判明。今までどうして平気だったんだろう?引っ越しをしたばかりなのですが、その時にどこかおかしくなったのでしょうか。

しかし、どこを見ても問題はなさそうだし、本体のケースを開けて扇風機で風を当ててやれば電源が落ちることも無いようなので、やはり CPU クーラーを交換することにしました。

Zalman CNPS7500-ALCU LED と AMD 純正 CPU クーラー。
Zalman CNPS7500-ALCU LED と AMD 純正 CPU クーラー。

それで購入したのが、Zalman の CNPS7500-ALCU LED という製品。Ultra Quiet と書かれていますが、それはファンコントローラーで速度を最低に落としている場合の話。高速回転させると相当うるさいのですが、最低速でも十分冷えていて、CPU 温度は 60 ℃ ぐらいに落ち着くようになりました(これでもまだ高い方だろうとは思いますが…)。

新しいクーラーはフィンの隙間から全方向に風が吹き出すので、チップセットを Antec の Spot Cool で冷してあげる必要が無くなりました。

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Antec Spot Cool (PC 用クーリングファン)

中央で青白く光っているのが、Antec Spot Cool。光の当たっている場所に風が当たっているようです。きれいといえばきれいですが、ケースの蓋を閉めている間、LED のスイッチを消すことはできないのかな?
中央で青白く光っているのが、Antec Spot Cool。光の当たっている場所に風が当たっているようです。きれいといえばきれいですが、ケースの蓋を閉めている間、LED のスイッチを消すことはできないのかな?

先日書いたとおり、僕の PC がフリーズしてしまう問題は Norton 360 3.0 が原因だったと、最終的にはわかったのですが、原因が断定される前には PC の熱暴走も疑いました。何しろマウスのカーソルすら動かなくなるほどのフリーズぶりでしたので、それもありえない話ではないと思いました。

バックアップを始めたところ、ハードディスクへのアクセスが激しくなって、その後フリーズが頻発するようになったわけですから、SATA を制御しているサウスブリッジ(SB750)の熱暴走が疑われました。ヒートシンクにつなげた温度計は約 60 ℃ を示しました。暴走するほどのものではなさそうなのですが、十分熱いので念のため冷やしてやることにしました。

ところがサウスブリッジのチップセットのヒートシンクと PCI Express ボードとの隙間が 5mm ぐらいしかありません。おまけに一辺が 2.5 cm ほどしかなく、そんなに薄くて小さなファンは売られていませんし、かといって大型のヒートシンクと交換すれば PCI Express ボードと干渉してしまいます。

開封前のパッケージ。パソコン工房で 1,980 円でした。
開封前のパッケージ。パソコン工房で 1,980 円でした。

そこで目についたのがこの Antec の Spot Cool という商品でした。スポットライト等にみられるような金属製のアーム部分は、グニャグニャと曲げると好きなポジションで固まってくれる…というのは実は半分嘘っぱちで、実際には重力にさからった方向に曲げるとヘナヘナと下に落ちてしまうのですが(笑)、周囲の部品に縛り付けたり、うまく重力に逆らわない方向に設置したりすれば、きちんと役目を果たしてくれます。

冷やした状態でのサウスブリッジの温度は約 35 ℃、これなら熱暴走の心配はありません。おまけに、少し離れたところから大型のファンで空気をあててくれるおかげで、ノースブリッジ(70 ℃→45 ℃)、ビデオカード(60 ℃→ 35 ℃)などなど、周辺の部品も大変よく冷えています。アームの頼りなさには苦笑がもれましたが、思わぬ副作用のおかげで僕からの総合評価は大変よくなっています。

それでも PC のフリーズが治らなかったので、いよいよ Norton 360 3.0 の単独犯であると断定されたわけだったのでした 😉 。