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WordPress

WordPress の「ページ」を「投稿」に変換したい

WordPress でウェブサイトを作るようになって、もうすぐ三年になります。僕が最初に触れた WordPress は ME 2.2 というバージョンで、すでに「投稿」と「ページ」の使い分けができるようになっていました。それまでブログというものに対して否定的だった僕は、ブログのエントリーと言う考え方にどうもなじめなくて、せっかく WordPress を導入したにもかかわらず、古い時代のウェブらしい使い方ができる「ページ」を盛んに作っていました。

ところが、エントリーの考え方がわかってくるにしたがって、「投稿」の方が便利なのではないか、と考えるようになりました。これは、僕自身のブログに対する理解(というよりも、昔ながらに言うところの Web 2.0 に対する理解、とでもいうべきか)が進んだというだけにとどまらず、社会全体でのブログに対する理解 ――― もっと言うならば、カテゴリーやタグといった概念を利用して、情報にインデックスを付けていくことに対する理解 … たとえば、60 年間パソコンを使ったことのなかった僕の母親も、公民館のパソコン教室で習ったおかげで、今では自分で撮影した写真にタグ付けをしています ――― が進んだことによって、「投稿」に対する親和性が高まって、これを利用することへの抵抗がだんだんと薄らいできたことによるのではないかと思います。

そういうわけなので、旧来のスキームに従って作ってあった「ページ」の内容を、極力「投稿」へと変換したいと思うようになりました。やはり世間には同じような事を考えている人が多かったのか、ちょっと検索したところ、すぐにそのような WordPress のプラグインが見つかりました(p2pConverter)。ボタンひとつで「ページ」と「投稿」を相互に変換できます。大変便利ですので、おすすめしたいプラグインです。

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ICS Calendar

ics-import.php の 576 行目にある </ul> タグを移動して、<ul> 要素のバックグラウンドがウィジェットの最後まで届くように調整しています。

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Finale 2008

「警告の臨時記号」プラグインのバグ

「警告の臨時記号」は便利なプラグインですが、バグがあるので注意が必要です。うっかり使うと、まき散らされてしまった不要な臨時記号を削除するために、丸一日費やすはめに遭いかねません。

譜例 1

[audio:http://www.shinsuke.com/wp-content/uploads/2008/10/p1300-01.mp3]

上が今回の譜例です。2 小節目の 1 拍目で II♭7 がドミナントを代理し、それを気に変二長調に転調後、IV を経てイ長調 II7、IVm をハ長調の II7 と読み換えて V7、I と帰ってきます。記譜のルールに従えば、3 小節目の管楽器には臨時記号は必要ありません。しかし、こういう展開が繰り返されるような状況では、ぜひ 3 小節目に思いやりの臨時記号が欲しいところです。そこで、以下のような設定で臨時記号を適用してみます。

警告の臨時記号

上記は Finale をインストールした直後の、デフォルトの設定と同じです。この設定で OK を押すと、譜面の 2~3 小節目が以下のようになります。

警告の臨時記号を適用後

「括弧付き」にチェックを入れていないにもかかわらず、2 段目のホルンと 3 段目のトランペットの、本来カッコ書きにしてはならない 2 小節目(上の画像の左側の小節)の臨時記号がカッコ書きになってしまっています。これが「警告の臨時記号」プラグインのバグです。

回避するためには、「オプション・ツールバー」の「移調楽器を実音で表示」ボタンを押すか、Finale のメニューバーから「書類」→「移調楽器を実音で表示」 を選ぶか、どちらかを行って実音表示にしたうえでプラグインを適用します。

間違えてかけてしまいバグが発生した場合、TGTools Pro の臨時記号プラグインを使って修正できるのですが、Finale 2008 日本語版には TGTools Pro がうまくインストールできないので、修正しづらいです。