名古屋旅行 ⑧ 名古屋港水族館

[googlemap lat=”35.09196210978939″ lng=”136.87814712524414″ width=”300px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]名古屋港水族館[/googlemap]

熱田神宮をぶらぶらして、気がつけば時刻は 14:00 過ぎ。お土産を買いに行くことも考えれば、次に向かう目的地が今回最後の名古屋観光になることは間違いありません。せっかくだからぜひともコウテイペンギンに会いたいと思い、名古屋港水族館に向かうことにしました。

名古屋港水族館の外観。
名古屋港水族館の外観。

ご存じの方も多いだろうと思いますが、コウテイペンギンというのは体長 120 cm に及ぶ世界最大のペンギン種です。日本国内では、南紀白浜アドベンチャーワールドと名古屋港水族館でしか飼育されていません。水族館が大好きな我々としては、この機会を逃すわけにはいきません。

コウテイペンギン。愛くるしくもりりしいお顔立ち。会えて幸せです。
コウテイペンギン。愛くるしくもりりしいお顔立ち。会えて幸せです。

16:00 ごろ僕たちがペンギン水槽の前にたどり着くと、ちょうど給餌が始まりました。多くのペンギンたちは大興奮ではしゃぎまわり、水槽の中は騒然としていました。我先にと餌を奪うペンギンや、飼育員さんに無理やり詰め込まれてイヤイヤ食べるペンギンなど、彼らもそれぞれに個性的です。

食欲がないのか、飼育員さんから無理やり食べ物を詰め込まれる奥のジェンツーペンギンと、僕のカメラに興味しんしんの手前のジェンツーペンギン。
食欲がないのか、飼育員さんから無理やり食べ物を詰め込まれる奥のジェンツーペンギンと、僕のカメラに興味しんしんの手前のジェンツーペンギン。

コウテイペンギンのほかに、アデリーペンギンも初めて見ることができました。アデリーペンギンはコウテイペンギンと同じく、南極にしか生息していないペンギン種です。最もペンギンらしい姿をしたペンギンはどれかと言えば、このアデリーペンギンでしょう。

イルカの巨大な水槽。
イルカの巨大な水槽。

マリンピア松島水族館では、ペンギンと握手をしたり、一緒にお散歩をしたり、餌をあげたりといった、直接触れ合うイベントがたくさんありました。名古屋港水族館にはそういうイベントは無いようですが、ベンチが多数設置され、ゆっくりと座って眺められる水槽が多い点は素晴らしかったです。

本当は 19:00 からのイルカのショーを観てから帰りたかったのですが、お土産を買ってお風呂に入り、24:00 前までに高速道路に乗らなければならないことを考えれば、早めに出発せざるをえませんでした。大変残念ではありましたが、18:45 には名古屋港水族館を後にしました。

松島 1 日目 その 3 マリンピア松島水族館

[googlemap lat=”38.367378″ lng=”141.060167″ width=”300px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]宮城県宮城郡松島町松島字浪打浜16[/googlemap]

まずはじめに、マリンピア松島水族館に行きました。いい歳して水族館?と思われるかもしれません。実際、お客さんは小さな子供がいる家族が 8 割、いかにも大学生らしいカップルが 1 割、残りがその他、という具合でした。でもいいんです、ペンギンが僕を呼んでいるんですよ。

ペンギンへの餌やりに挑戦している僕です。水面から結構高さがあり、上手にあげるのは難しいです。
ペンギンへの餌やりに挑戦している僕です。水面から結構高さがあり、上手にあげるのは難しいです。

マリンピア松島水族館は、公立の水族館である魚津、京都大学白浜の 2 つを除くと、日本で最も歴史の長い民営の水族館なんだそうです。ウェブサイトの URL として www.marinepia.co.jp を取得出来ているあたりに貫禄を感じるのは僕ぐらいかもしれませんが、立派なものだと思います。

どうやらボスらしきイワトビペンギン。僕が見ている間、ここからほとんど動きませんでした。他のペンギンが登ってくると、鳴いて追い返していました。
どうやらボスらしきイワトビペンギン。僕が見ている間、ここからほとんど動きませんでした。他のペンギンが登ってくると、鳴いて追い返していました。

ホームページによると、マリンピア松島水族館はイワトビペンギンの繁殖に力を入れているのだそうです。イワトビペンギンは黄色い大きな眉毛のあるペンギンで、そのむかし整髪料のイメージキャラクターとして一世を風靡しました。いかつい顔に似合って、相当に攻撃的な性格なんだそうです。平和な印象のある水族館のペンギン島ですが、確かにマリンピア松島のペンギン島は若干殺伐としていたような…(笑)。

サンゴの水槽にいた、ニシキテグリ。とってもきれいでした!
サンゴの水槽にいた、ニシキテグリ(マンダリンフィッシュ)。とってもきれいでした!

ペンギン、アシカ、ラッコ、それぞれのイベント時間を気にしながら、園内をまわりました。「ペンギンとツーショット」というイベントだけは、僕らが水族館に到着する前にすでに終わってしまっていたため参加できませんでしたが、それ以外はほぼすべて回りきることができたかな?

おさんぽに出かけるオオサマペンギン。館内の広場をよちよち歩きまわるので、写真を撮り放題です。
おさんぽに出かけるオウサマペンギン。館内の広場をよちよち歩きまわるので、写真を撮り放題です。

園内にある屋内のペンギン飼育場(冷房室だそうです)にいた、ジェンツーペンギンの群れの一匹は、おなかの毛が抜け落ちてしまっていました。飼育のストレスなんだろうかと思うと、人間のエゴでこんな所に閉じ込めてしまっていることを申し訳なく思いました。ペンギンにさわってみよう!というイベントのときに、水族館の方に、そのペンギンがどうして毛が抜けているのか尋ねてみたら、原因はよくわからない、というお返事でした。ただ、「食欲はあるんですよ」との事だったので、少し安心しました。早くよくなってね!