松島 1 日目 その 1 高速道路

国見 SA で食べた朝食のカレー。「煮込みカレー」550 円だったような気がします。
国見 SA で食べた朝食のカレー。「煮込みカレー」550 円だったような気がします。

自民党の追加経済対策による高速道路割引が始まって、今日で 2 週間目になります。先日の日記にも書きましたが、今日から彼女と一緒に松島に出かけることになりました。福島から松島まで、本来なら片道で 3,100 円かかる高速料金が、1,000 円になるのだから助かります。

喜び勇んで東北自動車道を走り抜け、仙台南部・東部・仙塩・仙台松島道路と、次々と高速道路を走りぬけて、目的地の松島海岸 IC に到着したのは出発から 2 時間後。自信満々に ETC のゲートをくぐったところ、出てきた料金が 1,750 円。

あれっ 😯

後で調べたところ、福島西 IC から先の道路は、

始点 路線 終点 距離 単価 管理 料金 割引後
福島飯坂 東北自動車道 仙台南 61.9 km 25.83 円/km NEXCO 東日本 1,750 円 1,000 円
仙台南 仙台南部道路 仙台若林 12.2 km 45 円/km 宮城県道路公社 550 円 550
仙台若林 仙台東部道路 仙台港北 9.6 km 35 円/km NEXCO 東日本 350 円 0 円
仙台港北 仙塩道路 利府中 7.8 km 35 円/km NEXCO 東日本 250 円 0 円
利府中 仙台松島道路 松島海岸 4.0 km 45 円/km 宮城県道路公社 200 円 200
合計 95.5 km 3,100 円 1,750 円

…と、このように、部分的に宮城県道路公社が管理する区間が混じっています。政府による追加経済対策で割引が適用されるのは、NEXCO 東日本の管理する高速道路だけであって、宮城県道路公社が管理する部分には適用されません。その上、公社の管理区間は 1 km あたり 45 円と、非常に高い料金設定になっているため、ちょっと走っただけで結構な金額を請求されることになっています。

まあ仕方がないか、と思える金額ではありますが、知らないまま請求されると、ETC の不具合ではないかと不安になりますよね。これから松島へお出かけの方はお気を付けください。

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帰省・2009 年春・4 日目

蓮サブレー。志ち乃にて。いつの間にこんな商品が。これじゃあまるで鳩…。
蓮サブレー。志ち乃にて。いつの間にこんな商品が。これじゃあまるで鳩…。

帰省最終日となりました。まずはお土産を買いに向かいました。土浦のお土産は:

  • 志ち乃のどら焼き
  • 久月のあんみつ
  • 柴沼醤油の紫峰

このいずれかが良いのではないかと思います。いずれも品がよく、高級すぎず、味も最高です。今日は志ち乃(しちの)へ行くことにしました。僕はここの梅どらが大好きです。

かね喜本店。母親のおごりで。おいしかったです。
かね喜本店。母親のおごりで。おいしかったです。

それから、福島で手に入らなかった、クリップ付きのマルチタップ(電源用)を探しに回りました。最初はジョイフル本田に行ったのですが、おしい商品しかなく、次にケーズデンキ(結局 3 日連続で行ったような…)にも行きましたが、完璧なものはなく。仕方がないので、Panasonic のマルチタップ用のクリップを買って、当面は我慢することにしました。福島ではこれすら手に入らなかった 😉 。

夕食をいただいたあと、母にお弁当まで持たされて、福島へ向けて走り出しました。20:40 頃出発して、ほぼ 50 km 走るたびに PA に入り(コーヒー党なので小用が止まらないのです 😳 )、福島西 IC から 10 km 弱の場所にある、最後の PA である松川 PA に到着したのが 23:50 頃。ほぼベストタイムです。

松川 PA。トラックがたくさんいます。ETC 深夜割引待ちなのではないかな、と思いました。
松川 PA。トラックがたくさんいます。ETC 深夜割引待ちなのではないかな、と思いました。

松川 PA には所狭しとトラックがぎゅうぎゅうに詰まっていました。おそらく、ETC の深夜割引を効かせるために、福島西 IC で降りる時間が 24:00 を過ぎるように、ここで時間稼ぎをしているトラックが相当数いるのではないかと思います。僕もそうですけれどもね 😉 。

トイレを済ませて、さあ出発しようかと思ったその時、一人の革ジャンの男性に声をかけられました。北に向かいたいとのことで、ルートがわからずお困りなのかと思ったら、なんとヒッチハイカーでした。座席は荷物だらけ、トランクもいっぱいですし、何よりこんな時間にヒッチハイカーなんて不気味すぎるので断りましたが、彼はその後どうなったのでしょうか… 😐 。

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日記

そんな割引しらない

この日指導していた中学三年生の女の子が「解けなかった」と言って持ってきた問題に、僕も引っ掛かりました。それは、こういう問題でした(以下は前半のみの抜粋)。

ある鉄道会社では、利用者が切符を購入することなく、後日 1 ヵ月分の料金を支払うことができるシステムを導入し、2 種類の料金割引プランを実施した。利用者はそれぞれのプランに応じて割引された額を支払う。

次の表はそれぞれのプランの内容をまとめたものである。次の問に答えなさい。

利用回数による割引(A プラン)

1 ヵ月間の同一運賃区間の利用回数に応じた割引

  • 10 回目までの利用回数部分 … 割引なし
  • 11 回目から 20 回目までの利用回数部分 … 10% 割引
  • 21 回目からの利用回数部分 … 15% 割引

この問題をみて僕たちは、21 回以上利用した場合、1 回目~21 回目まですべて 15% 割引になる、と思いました。実際はそうではなくて、10 回目分までは割引が効かず、11 回目~20 回目までは 10% 割引きになり…ということになります。

確かに問題の文章をよく考えれば、そう書いてあるように読み取れる文ではあります。しかしこんな割引方式、茨城と福島でしか暮らした事のない僕は見たことがありません。いったいどこの問題だろうと思って調べたら、納得しました。これは兵庫県の問題でした。

この日、トライアルで撮影したポイントカードへの入会を勧誘する表示。驚くほど説得力があります。「クレジット機能ついてません!は意外と重要だよね」と彼女と笑っていました
この日、トライアルで撮影したポイントカードへの入会を勧誘する表示。驚くほど説得力があります。「クレジット機能ついてません!は意外と重要だよね」と彼女と笑っていました

兵庫県と言えば、悪名高い福知山線を抱える JR をはじめ、阪神・阪急を筆頭とする私鉄各線が同ルートを走り、スピード競争・価格競争を繰り広げている激戦県です。後で調べたところ、この割引は阪急鉄道の PiTaPa 割引に似た制度だということがわかりましたが、つまり「なるべく自分の会社の路線だけを使ってね」という意思をもった割引で、毎回違う路線を使う「浮気性」な方には割引が働かない制度だったのです。こんな割引、福島で見たことがないのは当たり前です。福島駅はいまだに Suica で乗車することすらできません(買い物はできます)。他県の方、駆け込み乗車は本当にできませんからご注意ください(笑)。自動改札だって 21 世紀に入ってもしばらくありませんでしたからね。

県立高校入試の勉強に必要な事に、その県の過去の問題を解くことと、他県の問題を解くことがあります。それは入試問題を作成されている方が、過去の問題や他県の問題を検討しながら作成されているらしいからなのですが、さすがにこの問題だけは福島県で出されることはないだろうな、と思いました 😉 。

※ この日、2008-11-05 の一日 177 セッションを超える、一日 191 セッションを記録し、最高記録を更新いたしました。ご訪問まことにありがとうございます。