地方の量販店とネット

Cozy Hair Saloon。
Cozy Hair Saloon。

時間が取れたので、彼女と一緒に cozy に行って髪を切ってきました。美容室に行ってもたいてい何の注文もしない僕ですが、そんな僕の髪をいつもアドリブで切って下さるスタッフさんが、間もなく産休に入るそうです。しばらくセッションできなくなるのは残念ですが、無事のご出産をお祈りしております。

僕が先に終わり、彼女が縮毛矯正を終えるまで暇だったので、近所の家電の量販店にシェーバーを見に行きました。事前にある程度購入する機種は絞りこんであったのですが、僕が買おうと思っていたシェーバーはどこに行っても売り切れ。みんな、お買い得だと感じる商品は同じようですね 😉 。

こういうときに、インターネットが無い時代なら、店先に展示してある商品が世の中の商品の大部分だと信じて、残っている物の中から選んだのでしょう。ところが今は、購入前にどんなメーカーがどんな商品を販売しているか、あらかじめリサーチしておくことができます。各商品の評判も調べられますから、目当ての型番以外の商品を買う気にはなれません。さらには、サギまがいの宣伝文句の嘘が見抜けるようになったりもして(これが有名大手家電メーカーですら発するものだから困ります)、自分が購入したい商品以外はいよいよゴミ同然にしか見えなくなってしまいます。

帰りに康楽に寄りました。ここのラーメンは本当においしい。福島にラーメン好きのお客さんが来たら、ぜひ連れて行きたいお店です。
帰りに康楽に寄りました。ここのラーメンは本当においしい。福島にラーメン好きのお客さんが来たら、ぜひ連れて行きたいお店です。

買おうと思った機種が店頭に無いために、何軒も店を回らなければならないという時間のロスを、この一年間で何十回経験したことでしょうか。電話で在庫を確認しようとしても、あるかないかだけ教えてもらえれば十分なのに、「注文してお取り寄せいたしますのでお名前をどうぞ」という話になります。

地元の量販店で取り寄せると定価購入になりますし、入荷まで何日かかるかわかりません。いっぽう、ネットの通販なら全国最安値で購入できますし、ふつう翌日には自宅に届きます。ですので量販店での取り寄せは絶対に断らなければなりません。しかしここで断ったら、店員さんにとってはただの骨折り損のくたびれもうけ。「でしたら結構です、ありがとうございました」と断ることに、どれだけ胸を痛めなければならないことか。

店頭に行けば時間ロス、注文するなら通販の方がいい。インターネットのおかげで、地元の量販店は二重三重に利用しづらい時代になってきたのだなあと痛感する今日このごろでした。

軽々しく課される夏休みの宿題

昨秋も『整理と研究』に関する問題について書きましたが、今年もまた多くの中学校で、この本が夏休みの宿題になっています。この本自体は良くできているのですが、問題はその課題の出し方です。『整理と研究』の 1~2 年生の範囲をすべてノートに解いて提出しろ、というふざけた課題を出す中学校が後を絶ちません。真面目にやると問題集のページ数でざっと 400 ページ程度になります。夏休み中、ほぼ一日 10 ページのペースで解き続けなければ終わらない量です。

この宿題の出し方が、生徒個々の事情をまったく考慮していない馬鹿げたやり方だと気づかない先生があまりにも多いことが、僕は残念でなりません。この本には、難易度別に「基本問題」「A 問題」「B 問題」が掲載されています。生徒の学力別にこれらの問題を見ていくと、下表のようになります。

偏差値 基本問題 A 問題 B 問題 1~2 年生の範囲をすべて解き直すことによる効能
68~ 簡単すぎて時間の無駄 簡単 やや簡単 いたずらに時間を浪費させて、むしろ成績を下げてしまう。実際の入試問題で高得点を狙うには、量を多くこなすことも重要であり、B 問題を何度も解いても時間の無駄。
60~67 簡単 やや簡単 ちょうど良い 最も効果が上がる成績帯、おそらくこの本のターゲットはこのあたり。
52~59 やや簡単 ちょうど良い やや難しい ある程度効果が上がるが、B 問題は自力では解けないし、このぐらいの成績では解答・解説も理解できないので、親などの手助けが必要。親が子供の勉強を解さない家庭では、宿題の達成は絶望的となる。
44~51 ちょうど良い やや難しい 難しい 基本問題以外は自力ではほとんど解けないし、解答・解説も理解できないので、つきっきりでみていてくれる人がいない家庭では、宿題に出すだけ無駄となる。
~43 やや難しい 難しい 絶望的 この成績帯の子は、『整理と研究』の解答をノートにうつす作業だけで、夏休みが終わる。このような宿題を出してはならない。

偏差値 60~67 以外の生徒に、この本をすべてやってくるように宿題を出すのは間違っていると思います。52~59 の子には出しても良いですが、B 問題は飛ばしても良いという注意書きを添えるべきでしょう。それ以外の偏差値帯に分布する生徒には、即刻、夏休みの課題として課すことを中止すべきです。

成績別に違う宿題を出せばよいのかというと、これもまた難しい問題です。一人一人の生徒は、教科別に成績が異なりますし、毎回テストごとに成績は上下しますから、正確な実力を数値化する作業も割と骨が折れます。さらに、特定の単元だけが苦手な生徒というのも多く、たとえ偏差値が 70 近い子でも、基本問題からしっかりとやりなおした方がいい単元もあったりします。

どうしてもこのような宿題を出したいなら、宿題の成績への反映のさせ方を工夫するべきでしょう。宿題を出さなくても減点せず、宿題を出した場合には何かのテストの成績が悪かった時に加点の材料とする、ぐらいの扱いがちょうど良いでしょう。とてもそんな複雑な成績の管理方法はできない、というのであれば、やはり即刻このような宿題は廃止すべきです。

プリンとプディング

伊達男プリン。何とも言えないパッケージと、ぷりぷりの伊達男。よくできたデザイン。
伊達男プリン。何とも言えないパッケージと、ぷりぷりの伊達男。よくできたデザイン。しかしデカイ(笑)。

ヨークベニマルに行ったら、「伊達男プリン」という商品名の、巨大なプリンが売られていました。最近、グリコの「Happy プッチンプリン」という巨大なプリンが好評のようですから、そこに目をつけて出てきたのでしょうか。

大学時代の英語の先生の中に、事あるごとにイギリスを持ち上げては、それ以外の世界中のあらゆる国を徹底的にこき下ろすという、とんでもないイギリスかぶれの教授がいましたが、その彼をして「イギリスの料理はまずい」と言わしめるほどにうだつの上がらない同国の料理群。そんな中にある数少ない輝ける星のひとつ、それがプリンと言えるでしょう。

しかしこのお菓子(イギリスでは単なるお菓子ではなく、料理としてもプリンが作られる。ちょうど茶碗蒸しのような感じ?)、英語表記では「a pudding」になり、どう見ても「プディング」としか読めません。しかし明治以前の日本人は、耳に入った音をそのままカタカナで表記するところがありましたから、そう考えると確かに「プデン」や「プジン」、「プディング」などよりも「プリン」と発音したほうが、響きとしては近いような気はします。

『日本国語大辞典』によれば、作家たちの間でこの食べ物をどう表記するかには、だいぶ食い違いがあったようです。

  • 夏目漱石「兄さん、其プッヂングを妾に頂戴」(行人)
  • 里見弴「プディンかなんか出来ないの?」(大道無門)
  • 堀辰夫「プディングを匙であぶなかしさうにすくひながら」(晩夏)
  • 太宰治「私がお勝手で、プリンをこしらへて、それをお座敷に持って行ったら」(斜陽)

“The proof of the pudding is in the eating(プディングの味は食べてみなければ分からない)” というイギリスのことわざがあります。「実際にやってみなければそのものの真価はわからないということのたとえ(日本国語大辞典)」に使われるそうですが、この時代の作家にとってみれば「”pudding” のカタカナ表記は書いてみなければわからない」といったところがあったのでしょうか 😉 。

運転免許証の更新

[googlemap lat=”37.776759″ lng=”140.3912″ width=”300px” height=”300px” zoom=”14″ type=”G_NORMAL_MAP”]福島県福島市町庭坂字大原1−1[/googlemap]

期限が迫っていたので、運転免許証の更新に行ってきました。昨年、福島県公安委員会から送られてくるハガキに書いてある、福島運転免許センターの地図がおかしい、という話を書きました。前回は彼女あてのハガキだったのでスキャンはしませんでしたが、今回はきちんとしておきました。左下の画像と、右の地図をよく見比べてください。やっぱり、おかしいですよね 😉 。

運転免許証更新連絡書(福島県公安委員会)に載っている福島運転免許センターの地図。国道 13 号線沿いにあるように見えますが、実際は…。
運転免許証更新連絡書(福島県公安委員会)に載っている福島運転免許センターの地図。国道 13 号線沿いにあるように見えますが、実際は…。

免許センターのロビーで集金活動を行っている、交通安全協会への入会は今回もお断りして、さっそく手続き開始です。今年の 1 月から、福島県では交付される免許証が IC 内蔵型のものに変わったそうで、それのために 8 桁の暗証番号を決めるよう求められました。確かにハガキにも「あらかじめご準備ください」と書かれていますが、希望者だけが IC 内蔵型になるのかと思っていました。

運転免許証引換券
運転免許証引換券

一通りの手続きが終わったら、赤いカードを渡されました。カードには「講習区分:優良」の文字が。そういえば追突されたり酔っぱらいに車を破壊されたりはしたけれど、この 5 年間は無事故無違反だったっけ。さっぱりそんなことは考えていませんでしたが、どうやらゴールド免許が交付されるようです。やった 😉 。

それにしても、SD カード(Safety Driver カード)の勧誘がしつこいこと。手続き中に廊下を歩いていればリーフレットを渡され、手続きが終わればまた違うリーフレットを渡され、講習開始前に受講者全員の前でアナウンスされ、帰り際に講習の担当者からも宣伝され、そして帰り道に受付があるという具合。

別に交通安全協会にしろ自動車安全運転センター(SD カードの発行元)にしろ、存在自体を拒否するつもりはありません。しかし、本当に必要なのかどうか疑わしい「仕事」を勝手に増殖させ続けている両団体を見ていると、ふつふつとこみあげてくる物を感じずにはいられないわけです。さっぱり晴れない気持ちでゴールド免許証をもらって、センターを後にしたのでした。世の中って、バカバカしいことだらけですね 😉 。

もうエコなんてしないなんて言わないよ絶対

福島市では、6 月 1 日からレジ袋に課金される制度が始まります。福島市内でセルフ・レジが普及しないのは、きっとこの制度が始まるからだと思いますが(僕の知る限りセルフ・レジの袋ディスペンサーに課金システムがついているものって無い)、それはともかく開始寸前になってエコバッグ(趣旨には賛同するけどこの名前はなんとかならないのかな…)を買おうと思っても、好みのものが手に入らないのではないかと心配になりましたので、買いもののついでに買って帰ることにしたわけです。

エコバッグと、エコバッグを入れるレジ袋。
エコバッグと、エコバッグを入れるレジ袋。

エコバッグをレジに通したら、エコバッグを入れて帰るためのレジ袋をいただきました。合掌。

…本当はお弁当も買ってありますので、そのために店員さんはレジ袋をくださったのだと思います、お弁当の割には大きな袋ではありますが。無いとは思いますが、このエントリーのせいで店員さんが責められるような事があっては申し訳ないので、念のため。

ホワイトデーの残り香

ホワイトデーのチョコレート。
ホワイトデーのチョコレート。

プレゼントをおくり合うような記念日に対して、「こんなものは○○業者の陰謀だ!」と言いたくなる気持ちはよくわかりますし、そういう面がないとは到底言えないものではありますが、それでもやっぱり何かにかこつけてであっても贈り物をおくったりいただいたりすること自体は嬉しいものです。

バレンタインデーの元になっている聖ウァレンティヌスという人物は、実在した 3 人の人物がモデルになっていると推測されているようですが、彼らが生きていた 3 世紀前後に到底存在し得なかったであろうチョコレートをおくりあうことが、どうしてこんなにも支持されるのか若干不思議に思うことはあります。

日本には 2 月 14 日のバレンタインデーよりちょうど一ヶ月後にホワイトデーがあります。バレンタインデーのお返しを送る日となっていることをいまさら説明する必要はないと思いますが、そういうわけなので僕と彼女の間で 2 回、デパ地下のお菓子ボックスがやり取りされることになりました。

最近の意識調査によれば、多くの女性は男性に贈ったチョコレートを自分も消費するのだとか。例にもれずわれわれもそのようにしていて、バレンタインデー・ホワイトデー両方のお菓子は、二人で一緒に頂くお茶受けとなっているのでした。

明らかに昨年よりも質の落ちるものをプレゼントするということはなかなかできませんので、バレンタインデー・ホワイトデーともに年々エスカレート?して、今年はついにバレンタインデーは Merry’s の二段 Box、ホワイトデーはゼリーとチョコレートのミドルサイズを 1 箱ずつ、という陣容になりました。

二人とも一日に消費できるお菓子の量には限りがありますから、年々食べきるまでにかかる時間が増えてきています。今年はなんと、今日になってようやくホワイトデーのチョコレートの箱を開封することができました。季節は完全に春、間もなく夏も近づいています。あやうく溶けてしまうところです。

韓国にはブラックデー、オレンジデー等など、4 月 14 日以降にもバレンタインデーの余波的なイベントがあるそうですが、その日のうちにレストランで食べるイベントがメインになっているのは、プレゼントを消費しきれず腐る心配をしてのことかもしれませんね。僕も来年は、お菓子を買って帰るよりも当日にレストランに行くことを考えようかと思います。

街とお店

ミニレフ球の代わりになる電球型蛍光灯ってあるのだろうかと、ヤマダ電機の同コーナーの製品の箱を片っ端から開けて大きさを確認していたところ、大学時代の恩師から電話がありました。一緒にお食事でもいかが、と。

街なか広場。
街なか広場。

いい機会でしたので大急ぎで準備をして、待ち合わせ場所の街なか広場に到着したのが予定の 10 分前。福島駅の近くにあるこの広場には、10 年前にはお店(僕の記憶が正しければ、靴屋と本屋)があったのですが、つぶれてしまいました。その後も何度か違う店が建ったのですが、結局何を作ってもつぶれてしまう、という魔のスポットだったらしく、いつの間にか広場にされてしまいました。

この時期でもまだ霜の降りる福島では、夜の冷え込みが厳しいことはわかっていたのですが、急いでいたのでコートを持たずに出てきてしまいました。寒さに耐えかねて彼女と一緒に会女体操(会津女子高等学校体操)をしていたところを先生に目撃されて笑われました。

MaNa's RASOI にて。ホワイトカレー・シーフード、バターベース・チキン、グリルプレート(?)、ナン、映っていませんがターメリック・ライス。
MaNa's RASOI にて。ホワイトカレー・シーフード、バターベース・チキン、グリルプレート(?)、ナン、映っていませんがターメリック・ライス。

先生と僕と彼女の 4 人で MaNa’s RASOI でカレーをいただきました。初対面の R さんは僕の彼女に見つめられて顔を赤くしていました。彼女いわく「かわいい 😳 」だそうで。いったい何をやってるんだか(笑)。

2 軒目はジャズ喫茶 MINGUS へ。開店から 30 周年を迎え、4 月 15 日にテレビで MINGUS が紹介されていたらしく、そのビデオを見せていただきました。

番組ビデオは、ミンガスのメイン・スピーカー、ALTEC A5 にズームしながら始まります。そのシーンにナレーションが、「この店のジャズは、真空管を使った、大型のアンプから流れてくる。」と入るや否や、マスターからの突っ込み「いや、アンプからは聴こえてこないけどね♪」確かに(笑)。

今まであまり意識したことがありませんでしたが、マスターはいい声をしています。役者の声ですね 😉 。取材に来ていた方自身が特別ジャズにうるさい方というわけではなかったらしいのですが、その分ジャズとかジャズ喫茶というもの自体についての話がメインになっていたので、逆にお店の宣伝としてはよかったのではないでしょうか 🙂 。

「(オープン当時の福島駅付近は)もっとにぎやかで。街のど真ん中に店を構えたと思っていたもん。いつの間にか町はずれになっちゃってました(笑)。街がだんだん小っちゃくなってるよね。」というあたりをきいて、街なか広場のことを思い出しました。地方の町が寂れていく原因については大学時代に勉強しましたが、じゃあどうするんだ、と言われてもなかなか難しい問題です。個人的にも悲しいことだとは思いつつも、車で行けない店にはほとんど行かなくなっている自分がいます。いかないというよりも、時間がないから行けないと言った方が正しいでしょうか。

せっかく市街地付近に住んでいるのだから、もうちょっと歩いていけるお店を開拓しようと思いました。