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日記

魚の名前がわからない

名前のわからなかったサンゴ礁の青い熱帯魚。
名前のわからなかったサンゴ礁の青い熱帯魚。

先日のマリンピア松島水族館の記事を書いている最中に、撮影してきた魚の名前がわからないものがありました。大変印象的な魚だったので、ぜひ名前も紹介したかったのですが、残念ながらその水槽の中の生き物を紹介するパネルを撮影してくるのを忘れてしまっていたのです。

分類中。チャートに従うと、この辺りが一番近いはずなんだがな~。
分類中。チャートに従うと、この辺りが一番近いはずなんだがな~。

インターネットで一時間ほど検索しました。青い魚、熱帯魚、サンゴ礁の魚…どれで検索しても、思うように狙った魚が出てきません。仕方がないので、県立図書館に行って魚の分類辞典をみました。写真から魚を絞り込むフロー・チャートが 30 ページほどに渡って掲載されており、それを丁寧に読みながら慎重に種類を検索していったのですが、残念ながら水産業に関連する魚しか掲載されていないないような雰囲気でした。

デヴィッド・デュビレ写真『魚の顔図鑑』。
デヴィッド・デュビレ写真『魚の顔図鑑』。

もう諦めるしかないのか、と思った時、書架の一冊の本が目に留まりました。デヴィッド・デュビレ写真『魚の顔図鑑』。399 ページあるその本を一枚一枚めくって、例の魚の顔を探していたら、ありました!ニシキテグリでした!

松島 1 日目 その 3 マリンピア松島水族館

[googlemap lat=”38.367378″ lng=”141.060167″ width=”300px” height=”300px” zoom=”15″ type=”G_NORMAL_MAP”]宮城県宮城郡松島町松島字浪打浜16[/googlemap]

まずはじめに、マリンピア松島水族館に行きました。いい歳して水族館?と思われるかもしれません。実際、お客さんは小さな子供がいる家族が 8 割、いかにも大学生らしいカップルが 1 割、残りがその他、という具合でした。でもいいんです、ペンギンが僕を呼んでいるんですよ。

ペンギンへの餌やりに挑戦している僕です。水面から結構高さがあり、上手にあげるのは難しいです。
ペンギンへの餌やりに挑戦している僕です。水面から結構高さがあり、上手にあげるのは難しいです。

マリンピア松島水族館は、公立の水族館である魚津、京都大学白浜の 2 つを除くと、日本で最も歴史の長い民営の水族館なんだそうです。ウェブサイトの URL として www.marinepia.co.jp を取得出来ているあたりに貫禄を感じるのは僕ぐらいかもしれませんが、立派なものだと思います。

どうやらボスらしきイワトビペンギン。僕が見ている間、ここからほとんど動きませんでした。他のペンギンが登ってくると、鳴いて追い返していました。
どうやらボスらしきイワトビペンギン。僕が見ている間、ここからほとんど動きませんでした。他のペンギンが登ってくると、鳴いて追い返していました。

ホームページによると、マリンピア松島水族館はイワトビペンギンの繁殖に力を入れているのだそうです。イワトビペンギンは黄色い大きな眉毛のあるペンギンで、そのむかし整髪料のイメージキャラクターとして一世を風靡しました。いかつい顔に似合って、相当に攻撃的な性格なんだそうです。平和な印象のある水族館のペンギン島ですが、確かにマリンピア松島のペンギン島は若干殺伐としていたような…(笑)。

サンゴの水槽にいた、ニシキテグリ。とってもきれいでした!
サンゴの水槽にいた、ニシキテグリ(マンダリンフィッシュ)。とってもきれいでした!

ペンギン、アシカ、ラッコ、それぞれのイベント時間を気にしながら、園内をまわりました。「ペンギンとツーショット」というイベントだけは、僕らが水族館に到着する前にすでに終わってしまっていたため参加できませんでしたが、それ以外はほぼすべて回りきることができたかな?

おさんぽに出かけるオオサマペンギン。館内の広場をよちよち歩きまわるので、写真を撮り放題です。
おさんぽに出かけるオウサマペンギン。館内の広場をよちよち歩きまわるので、写真を撮り放題です。

園内にある屋内のペンギン飼育場(冷房室だそうです)にいた、ジェンツーペンギンの群れの一匹は、おなかの毛が抜け落ちてしまっていました。飼育のストレスなんだろうかと思うと、人間のエゴでこんな所に閉じ込めてしまっていることを申し訳なく思いました。ペンギンにさわってみよう!というイベントのときに、水族館の方に、そのペンギンがどうして毛が抜けているのか尋ねてみたら、原因はよくわからない、というお返事でした。ただ、「食欲はあるんですよ」との事だったので、少し安心しました。早くよくなってね!

松島 1 日目 その 2 駐車場

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宮城県宮城郡松島町松島字霞ケ浦21−15[/googlemap]

松島海岸 IC を抜けて、県道 144 号線を東に走ると、やがて国道 45 号線にぶつかります。ナビによれば、ここを右折して南下すると、大きな県営の駐車場があるということでした。最初の目的地であるマリンピア松島水族館には駐車場がなく、その県営駐車場が最寄りの駐車場のようです。

県営の駐車場は、松島海浜公園というところにありました。道中、民間の駐車場の管理人さんが、客寄せのために手を振っている光景を目撃しました。丸一日駐車して 500 円だそうです。なかなか安いのですが、こういう場合は公営の駐車場のほうが安い場合も多いので、まっすぐ県営の駐車場に進みました。

県営駐車場の料金表。駐車場の中に入らないと料金がわかりません。
県営駐車場の料金表。駐車場の中に入らないと料金がわかりません。

県営の駐車場はどこにも料金が書いてありませんでしたが、入口のゲートで駐車券をとる瞬間に、料金の表示がありました。最初の一時間 300 円、以降 30 分ごとに 100 円。今日はこれから 7 時間ほど駐車する予定なので、合計 1,500 円…あれっ、さっきの民間の駐車場のほうが圧倒的に安いじゃないか 😐 !

そういうわけで、車を停めたばかりではありましたが、早々に出庫し向かいの民間駐車場に再び車を停めなおしました。出庫に 300 円、民間駐車場に 500 円払いましたが、それでも一日停めると 700 円違います。そのうえ、県営の駐車場が無人であるのに対して、民間の駐車場にはおっちゃんが待機しています。やっぱり停めなおして正解だった気がします。

移動と駐車に疑問の多い松島ですが、いよいよ車を停めて観光開始です 😉 。ちなみに、僕が止めた民間の駐車場は、松島庵というお店の駐車場でした。ここの住所がなんと霞ケ浦。不思議な縁を感じます。