次の仕事に必要だったので、半年ぶりに Kontakt 3 をインストールしました。インストールが終了すると、最新版へのアップデートファイルがあるというアナウンスを受信しました。そういえば、Kontakt 3 は念願の 64 bit 化を果たしたんだっけ。僕の Windows XP は 32 bit 版なので 64 bit のメモリ空間の恩恵にあずかることはできませんが、操作性の向上やマルチコア・プロセッサへの対応強化なども謳われていますので、さっそくアップデートすることにしました。
Kontakt 3 に付属している楽器のサンプルは残念ながら僕の役には立ちそうにないので、今回はサンプルをインストールせずに本体のみをインストールしていました。ところが Kontakt 3.5(最新版)のアップデーターが「サンプルにもアップデートが用意してあるのですが、あなたの PC には見つかりませんよ?」と言ってきました。一体どれほどのアップデートがあるのかわかりませんが、それならと思ってサンプルもインストールすることにしました。これがこの日の 10:30 頃の話。
ザクロと白月。この日の朝、近所で。
そうです、すっかり忘れていました。Kontakt 3 はサンプルの容量があまりにも大きいので、インストールするのに数時間かかるんです。家事やメールの返信・ブログの更新などをひたすらやりつづけて、バックグラウンドの Kontakt 3 インストールとアップデート作業が完了したのは 16:50 でした。やっぱりやめておけばよかったかな…。
どんぐり。もう秋なんですね。
僕はあまりヘビーな Kontakt ユーザーではないので、操作性がどのくらい向上したのか実はよくわかりません。相変わらずプチプチとジターは入りますし、Finale 2009 から起動すると UI がしょっちゅう死んでしまうのも従来のままです(もっとも、これは Finale 側に起因する問題でしょうけれども)。しかし、いよいよ Kontakt 3 も 64 bit に対応となりました。あとは Finale さえ 64 bit に対応してくれれば、念願の 64 bit OS へのアップグレードを実施できます。音楽関係のソフトウェアは動作環境が非常にシビアなので、「64 bit に対応していなくてもたぶん動く」なんてことがあんまり無いんですよね。海外のフォーラムを見てみると、不安定な人やインストールすらできない人など、いろいろ見つかります。しかし来年に日本でも発売予定の Finale 2010 は、ついに “64 bit OS Compatible” となりましたので、同時期に Windows 7 64 bit も購入することになる予定です。
IntelliMouse Explorer 3.0。左が新品、右が使い込んだもの。どちらも復刻版ではなく、オリジナルの 3.0。
名古屋旅行から帰ってきて、何日かぶりに PC の電源を入れました。さっそくメールのチェックをしようと思って、PC の操作をしていると、マウスの挙動がどうも変です。シングルクリックが時折、ダブルクリックになってしまいます。
長時間電源を落としていた後に PC を起動すると、動作が不安定になることがたまにあります。今回もその症状が出たのだろうと高をくくっていたのですが、これがしばらく経って再起動してみても治りませんでした。マウスのドライバ(IntelliPoint)を再インストールしてもダメ、ついにチャタリング(故障の一種)を起こしたようです。
実際に使ってみると、マウスのケーブルが非常に断線しやすいという不具合がありました。先ほどの長期保証のおかげで、そのたびにマウスは無料で新品と交換されました。しかしながら、交換期間中は古いマウスを使わざるを得なくなってしまいます。革新的な機構を備えたこのマウスを、たった一週間とはいえ使えない状況に僕は耐え切れず、結局もうひとつの IntelliMouse Explorer を購入してしまうのでした。
その後、保証交換された新品のマウスが返ってきますが、開封されることなく机の上にのせられることになります。そんな未開封の IntelliMouse Explorer を眺めているうちに、ムラムラともう一台の PC を組み上げたい衝動がわきあがり、ほどなくして僕の部屋には IntelliMouse Explorer が繋がれた 2 台の PC が設置される事になったのでした。
同様な調子でその後 IntelliMouse Explorer は 3 台にまで増え、最後の一台の保証期間が終わる 2005 年中旬ごろまでに、合計 5 回ほど新品と交換されることになりました。この間に IntelliMouse Explorer は生産が終了し、交換された新品として送られてくるマウスはいつしか IntelliMouse Explorer 3.0 という、最新版のものに切り替わりました。
この IntelliMouse Explorer 3.0 は、IntelliMouse Explorer での問題点にきちんと対策を施した、素晴らしいマウスでした。右手親指で操作する 2 つのボタンを、意図せずに押してしまう問題が解消されました。左右クリックのボタンにも、指を乗せているだけでクリックされてしまう問題があったのですが、感触がわずかに硬くなって解決されました。さらに、比較にならないほど断線しづらくなりました。
その IntelliMouse Explorer 3.0 も、長い年月と僕の酷使についに耐えきれなくなってしまったようです。このマウスを交換した(たしか)2003 年以来、実に 6 年目にして初めての故障。なんとタフなマウスだったことでしょう。しかも、故障の内容もチャタリングというかわいいもの。分解清掃をすれば治るかもしれません。チャタリングを論理的に回避するソフトウェアも出回っているので、今後も「予備役」として、棚の奥でその雄姿を輝かせていただくことにしましょう。
でもって、2 台目の IntelliMouse Explorer を保証交換した結果送られてきた IntelliMouse Explorer 3.0 が、今後僕のメイン・マウスとなります。ひょっとするとこのマウスも、先代同様 5~6 年働いてくれるのかもしれませんが、う~ん。せっかく新品のままここまでやってきた貴重なマウスでもありますし、これは大切にしまっておいて、そろそろ新しいマウスを購入しようかな?
写真は F200EXR で先日撮影したものです。まだこのカメラの扱い方がよく分かっていないのですが、このカメラご自慢の EXR 機能は僕の好みに合わないので使わないことにしています。というのも、かなり明るい場所でも ISO 感度をどんどん上げてシャッタースピードを速くし、手ぶれを極力防ぐ仕様になっているからなのです。
新開発の CCD は ISO 感度が最高 12800 まで上がる設計になっていて、そのノイズの少なさや画面の美しさにはきっと開発スタッフの方々も自信をおもちなのだと思います。しかし、そんなこのカメラでも ISO 400 を超えれば少しずつノイズは出てきます。青空や雲、白いお皿や布などにザラザラとノイズが乗るのはあまり感心できません。
なんて偉そうなことを書いておきながら、まだ一度も説明書を読んだことがなかったりします。本体には説明書が付属していないので、CD-ROM からインストールするか、インターネットからダウンロードするかしなければならないからです。確かになくても構わないのですが、やっぱり紙じゃないと寝ころんだ時などに読めないので、なかなか目を通せませんね。X01T で PDF を閲覧することもできるのですが、あの小さな画面では読むのが大変です。