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日記

福島市内の木々も、だんだん色づいてきました。市街地の例年の見頃は 11 月中旬ぐらいです
福島市内の木々も、だんだん色づいてきました。市街地の例年の見頃は 11 月中旬ぐらいです

僕がまだ中学生のころですが、とあるラーメン屋(かなり中華料理屋に近いですが)に家族で足しげく通った時期がありました。父親が会社で評判を聞きつけてきたお店で、近所にあるおいしいが脂っこいラーメン屋に辟易していた僕の家族は、あっさり・さっぱりしたそのお店の味に大変満足していました。

土浦に住んで当時すでに 15 年、なぜそのお店に気付かなかったのかといえば、そこが片道 10 km 以上離れたお店だったからでした。今、自分で車を運転するようになって当時を振り返ると、よくぞあんな遠くまで頻繁に通ったものだと思います。まだバブルの余波が残る時代でした。

そういうわけで多いときには毎晩、暗い国道 6 号線のバイパスを神立から荒川沖まで往復していたわけですが、ある日の往路、家族全員の目の前を七色の紙?が右から左へ猛スピードで横切りました。僕は視界の外で気配を感じただけでしたが僕以外は全員、はっきりと姿を見ました。

ラーメン屋についてからも、その話でもちっきりになりました。不思議なものってやはり、あるのだねと。磁気か、プラズマか、発光体のついた鳥か。大手家電メーカーの機械研究所に勤める父親も、さすがに七色の物体について皆目見当がつかないようでした。僕らは未知の何かに対して興奮と恐れを覚えたのでした。

あれから 15 年。僕がお勉強を教えている中学生が、授業中に教室を窓から廊下に向けて猛スピードで突っ走る紙を、教師を含むクラスの大部分が目撃した、という話を言い出しました。昼間に見たその紙は真っ黒だったそうですが、スピード感やその質感は、僕が以前体験したものとどうも似ているようです。

大人になって、いろいろと不思議な現象に対する備えもできてきた最近、たいていのことには恐れたり驚いたりしなくなっていましたが、久々に鳥肌の立つ思いをしました。と同時に、生きている間にもう一度お目にかかりたい、という気もしています。いったい、僕らは何をみたのでしょうか。

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