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日記

祖父

この前日の大雨。帰省中に道の駅はなわにて。2008-08-13 撮影
この前日の大雨。帰省中に道の駅はなわにて。2008-08-13 撮影

急に風が強くなってきたかと思ったら、いままで経験したことのないぐらい激しい雷雨の中、なんと停電しました。先日、『崖の上のポニョ』の感想に、「停電なんて現代では珍しい」なんて書いたばかりなのに。まったく立場がないですね 😳 。

この日は茨城県日立市にある母方の実家にお邪魔していたのですが、茨城県北部に大雨・洪水警報と雷注意報がでて、さんざんな天気でした。もっとも、警報や注意報をテレビで知ることができた頃には、既に天気も落ち着いていたわけなのですが。

実家には今年 91 歳になる祖父がいます。5~6 年前から急に痴呆が進んでしまっているのですが、停電で真っ暗の中、急に具合が良くなったらしく、「真っ暗だな」「天気が荒れてるな」と、僕らと会話を始めたので、暗い気分がやわらいだのが不幸中の幸い?でした。

途中からどういうわけか昔話になりました。祖父が終戦時、朝鮮半島にいたこと、祖母はその時伯父を妊娠していて、引き揚げには苦労したこと、どうにか鹿児島県の知覧町にたどりつき、そこで出産したので伯父の名前に「知」という漢字が入ったこと。

引き揚げ後、東京高等師範学校時代の恩師の紹介で、日立市本山の小学校に赴任したのは、無一文の祖父たちに鉱山が住居を提供してくれたためであったこと、そのぐらい当時の鉱山は羽振りが良かったこと。その後、市街地に近い現在の家に転居してきたこと。

そうでした、僕が「なぜ祖父はここに家を建てたのか」という質問から始まったのを思い出しました。今となっては「覚えてないなあ。」の一点張りの祖父ですが、私の祖父も時代に翻弄されて、数奇な人生を歩んだようでした。

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