サン・ジョゼ(アラビカ種ブルボン品種コーヒー、ブラジル)

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サン・ジョゼ(São José)はブラジルのコーヒー。ミナス・ジェライス州(Estado de Minas Gerais)のカルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)にあるサン・ジョゼ農場(Sítio São José)で生産されています。行きつけのコーヒー店「珈琲屋 Beans」で焼いていただきました。200 g で 800 円。

サン・ジョゼ(São José)。Beans での焼き具合は、やや深めぐらい?
サン・ジョゼ(São José)。Beans での焼き具合は、やや深めぐらい?

我々の飲むコーヒーのほとんどを占めるアラビカ種のコーヒーには、さらに細かな品種がたくさんあります。ブラジルではカトゥーラ品種やカトゥアイ品種、ムンド・ノーボ品種などといった、病気に強い新しい品種が栽培の主力になっているそうです。ところが標高 1,150 m のサン・ジョゼ農場では、根強いファンのいるブルボン品種という古い品種が栽培されているそうです。

さっそくいれてみると、甘くてとてもよい香りがします。口に含んでみると、意外とあっさりした味で、苦味も心地よいといった具合です。ゴールデン・マンデリンのような力強い苦みとは、また違う味わいです。このコーヒーは、2005 年のブラジルの Cup of Excellence で第 3 位をマークしています。その時の審査員の講評では、次のように評されています:

神秘的、深い、強い、複雑、オレンジ、メロン、フルーツボウル、はちみつ風味、辛口、良い酸味、洗練された、良いバランス、アンズ、ドライ・ベリー、レーズン、すっきり、甘い、明るい、オレンジのような酸味、メロンの甘さ、複雑なシトラス、ジャスミン、滑らか、良い構造

う~ん、さすがにそれはどうかな?と感じるような評価もありますが、素晴らしいコーヒーであることは間違いないと思います 😉 。


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